診療

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診療内容・実績

大動脈疾患
 大動脈とは、心臓から血液を全身に送るための、人体の中で最も太い血管です。大動脈の代表的な疾患は、大動脈解離と大動脈瘤の2つです。

 大動脈解離は、大動脈の壁に亀裂が入り、大動脈が縦方向に裂けてしまう病気であり、急激に発症することが多く、突然の胸痛や背部痛などを生じます。緊急の治療が必要な疾患で、安静・鎮痛・降圧療法が中心となりますが、重篤になると手術加療やステントグラフト治療が必要になることもあります。

 大動脈瘤は、動脈硬化などが原因で、大動脈が部分的に拡張し瘤ができる病気です。瘤が大きくなりすぎると破裂し、大出血を来たして生命にかかわる状態になるため、重篤な状態になる前に適切な治療法を選択する必要があります。

 大動脈疾患に対する治療は良好な血圧管理を行うことが目標となりますが、症例によっては手術加療やステントグラフト治療が必要になることもあり、心臓血管外科や放射線科と連携しています。

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