2019年6月から2年間、アメリカ ニュージャージー州のRutgers New Jersey Medical SchoolのSadoshima
Labへ基礎研究留学をしました。Sadoshima
Labは循環器分野においてアメリカでもビッグラボの一つで、1,000ケージを超える豊富な遺伝子改変モデルマウスと分子生物学的手法を用いて、毎年のように一流の学術誌に論文を発表しています。
留学中は日本と異なり臨床業務がなかったため、平日は朝から晩まで基礎研究に専念することができました。また、日本では考えられない研究費を武器に、新たな実験手技も色々学ぶことができ、自身の研究の幅を広げる上でとても貴重な経験となりました。
また、仕事以外の面では、家族との時間を多く持つことができ、週末は近所の友人家族とホームパーティーをしたり、旅行気分で気軽にアメリカ観光を楽しんだりと、充実した時間を過ごすことが出来ました。子供たちが普段の生活から、他国の文化や言語に触れる機会が持てたこともとても良かったと感じています。
海外留学で経験したことの中には、帰国後にそのまま活かせるものとそうでないものがありますが、現在の研究に新たな視点を加え、一層の成果を上げるために励んでいます。若手医師、そして今後循環器内科へ入局してくれるであろう医学生には、是非、海外へ留学して世界を知ってもらいたいと思っています。
教育
Study abroad
留学
海外留学
中田先生
阪上先生
2012年卒の阪上亜津佐です。2020年、医師9年目の時に夫の米国ボストンへの留学が決まり、それまで大学や急性期病院で主にカテーテル検査/治療に従事してきましたが、海外生活への憧れもあり1歳になる娘を連れ家族で渡米しました。最初の一年はコロナの流行もありあまり外出はできませんでしたが、育児の合間にデータ解析を行い論文作成することができました。
ようやく慣れてきたころに夫のラボ移転が決まり、車で3週間、7500㎞のアメリカ大陸横断の旅を経て西海岸のシリコンバレーに移り住みました。通常J1ビザ帯同のJ2ビザでは就労できないのですが、EADという就労許可を申請し、伝手を辿り、スタンフォード大学循環器内科でCCALというラボにお世話になることになりました。ラボやカテ室での冠動脈画像解析が主な仕事で、アメリカの臨床に触れながらこれまでの専門を生かすことができ、臨床データの重要性を再認識することができました。
多少の苦労はありましたが、留学や海外生活はとても貴重な経験となりました。臨床を離れることに不安あるかと思いますが、みなさんにも是非チャレンジしてみてほしいと思います。
ようやく慣れてきたころに夫のラボ移転が決まり、車で3週間、7500㎞のアメリカ大陸横断の旅を経て西海岸のシリコンバレーに移り住みました。通常J1ビザ帯同のJ2ビザでは就労できないのですが、EADという就労許可を申請し、伝手を辿り、スタンフォード大学循環器内科でCCALというラボにお世話になることになりました。ラボやカテ室での冠動脈画像解析が主な仕事で、アメリカの臨床に触れながらこれまでの専門を生かすことができ、臨床データの重要性を再認識することができました。
多少の苦労はありましたが、留学や海外生活はとても貴重な経験となりました。臨床を離れることに不安あるかと思いますが、みなさんにも是非チャレンジしてみてほしいと思います。
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